葬儀までの、ご遺体の在り処について

今まで何回か、斎場で行われた葬儀に参列しました。
昔はお通夜の日まで、自宅に安置というイメージでしたが。
実際に経験した時は全て葬儀会場や、葬儀会社の関連施設で安置でした。
やはりちゃんとご遺体が傷まないように、湿度や温度など、繊細な管理をせねばならないのでしょうね。
家族が亡くなった時も、死に化粧をした後
「鼻などに触れないでください」
と言われましたから。
生命活動を終えた人体は、すごくデリケートなんだなあ……と、しみじみと亡くなったことが感じられて。

ところで他県の葬儀に参加した際、亡くなってから葬儀の日まで、葬儀場の一角にあるスペースにご遺体と家族が寝泊まり出来ると聞いて、驚いた覚えがあります。
遠方から来る人やご家族が、ご遺体とずっと一緒に過ごせる……。
周りに宿泊施設がないせいかもしれませんが、とても良いシステムだなあ、と。
もっとも広さがある、地方だから出来ることかもしれませんが。

私の家族が亡くなった時は、葬儀社で遺体を預かり面会は出来ませんでした。