自分が幼稚園の時に、お母さんの両親が亡くなり、初めてのお葬式を経験しました。当時年長さんだったので、今でも覚えています。人が亡くなると言う事をまだまだ理解が薄かったのか、自分は涙を流してなく、周りの大人が泣いてるのを見て、悲しい気持ちになっていた程度でした。大人になってから聞いた話によると家族葬だったそうで寝屋川の斎場で行ったそうですが、自宅にも3日、4日間はひっきりなしに人が出入りしていて、忙しい様子でしたが、自分のお母さんだけは涙1つ流してなかったのを覚えています。疑問でした。悲しくないのかな?と。火葬中、終わるまで 皆んなでお酒飲みながらご飯を食べながらでも、参列者に一人一人 お酌に回っては、笑顔で楽しい宴会にしか見えませんでした。とにかく皆んなが帰ってからも、他の家族で夜中まで話し込んでたり、寝る方思いきや、お線香の番をしたりと。なので小さい子達のご飯は近所のおばさん達が高田作ってくれました。いわゆる、精進料理です。忙しいかったお葬式が終わり直ぐに田舎から帰る事になりましたが、一度も涙を流さなかったお母さん。
家に着いて、いつも通りの生活が始まりましたが、夜中に隠れて泣いていたのを、今でも覚えています。