初めての葬儀体験

先日私は祖母を亡くし、人生初の葬式を体験しました。

最近まで元気だった祖母の突然の急死。
原因は老衰でした。

怪我や病気で苦しんで亡くなったのではなく、人生をしっかりまっとうした老衰だったので、まだ心の救いでした。

祖母の死後、家族みんなの仕事の都合があった為、すぐに葬式を行いました。

亡くなった当日に葬式場の方が自宅に来て下さり、料金プランや葬式の流れなどを丁寧に説明してくれました。

結局祖母が亡くなった翌日に家族葬と言う小さな規模での葬式をあげることになりました。

翌日、葬式場に行くとそこには沢山の花に囲まれた祖母の遺体とお坊さんが居ました。

お坊さんからその後の流れを説明してもらいお経が始まりました。
30分程度のお経だったと思います。

お経が済むと祖母の火葬が行われます。
この時が1番辛く、つい最近まで元気だったあの祖母を本当に燃やしてしまうのかと哀しみに包まれました。

火葬が終わり窯から出された祖母は既に面影が一切なく、細く、小さな骨のみでした。

葬式場の方の支持に従い、お箸で祖母の骨を拾い壺の様なものの中に集めます。

骨を集めきった所で葬儀は終了になりました。

自宅に祖母の骨を持ち帰ると、不思議と寂しさが紛れました。
家に帰ってきたんだな、と。

それから数日後、祖母の骨をお墓に納骨して全て作業が終わりました。

今私にするべき事は、祖母との大切な思い出をずっと忘れない事だと思っています。

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