今から9年前に亡くなった実母の城東で行った葬儀についてです。当時母は長らく心臓を患い、入退院を繰り返しておりました。しばらく落ち着いていたのですが、ある朝出勤の途中に病院から連絡が入り、数日前にひいた風邪から肺炎を併発した模様だとのことでした。連絡を受け、会社を休んで様子を見に行こうと一旦家に帰り、再度家を出たところでまた病院から連絡が入り、容体が急変して亡くなったとのことでした。あまりに突然のことで、何が起こったのか、キツネにつままれるとはこの様なことなのかもしれません。私には姉がおりますが、早くに父も亡くしているので実母の葬儀は私が喪主で執り行うことに。しかし、その様な経験はあるはずもなくとにかく、落ち着いて行動しようと心がけてました。そんな私に葬儀屋さんはたいへん心強い存在でした。葬儀の形態も一般の葬儀にするか家族葬にするか良く相談にものって頂きました。私の場合は会社勤めで、社内外の付き合いも多いため、一般の葬儀にした場合に列席者数も数百人規模になる事が予想されました。その時、葬儀屋さんから、故人様にとってどれが最良かを基準にお考えになられてはとのアドバイスを頂き、結果、家族葬を選択しました。葬儀屋さんのビジネスとして考えた場合には一般葬の方がベストなはずですが、今思えば、遺族の心に寄り添った対応だったと思います。人生の中で不幸は出来事としては喜ばしい出来事ではないので自らということはありませんが、その関係で周囲からアドバイスを求められた時は、この葬儀屋さんをお勧めさせていただいております。