葬式は宗派について無関心でいると後がこわい

我が家は核家族で、無知なまま年を取った両親が生前に墓を建てたのですが、天台宗の、妙にお金に執着のある怪しげなお寺に決めてしまい、結婚して外へ出た私としては(あんな寺とこれから付き合っていくのか)と思ったのですが、決めてしまったものはしょうがないとあきらめていました。

実際に父親が亡くなってバタバタしたときに両親とあまり仲の良くなかった義兄が知り合いの真宗大谷派の僧侶にお経を頼んだことにより、母親が天台宗の僧侶に怒鳴られ怯えてしまい、枚方にある斎場での通夜・葬式を控えて一体どうなるんだという状況になりました。

真宗大谷派の僧侶が近所で、義兄の同年会の仲間で、長年の付き合いがあったことが幸いし、間に入ってもらい、カンカンに怒っている天台宗の僧侶は「顔も見たくない、さっさと出て行ってくれ」ということで、無事に真宗大谷派のお寺にお墓を引越しさせることができました。

実際、初めてで何もわからず、私たち遺族は何一つ動くことが出来ませんでした。
元々実家は真宗大谷派だったのに、なぜ両親は訳の分からないところに決めたのか、バカすぎて死んだ人に対してまで腹が立つような事件でした。

悩みになる前に手を打っておくしかありません。親の生前の行動にあまり無関心でいると、あとでとんでもないことが待ち受けているかもしれません。うちの母親は、それから1~2年して認知症であることが分かりました。